公共施設や道路、マンションや一般家屋など、あらゆる建設工事において初めて行われる工程が「測量」であり、建設予定地の位置・高さ・奥行・面積などを測量法に則った測量技術を用いて測定します。
当社では、公共測量などの地上・河川測量から民間の土地開発、工事測量まで幅広く対応いたします。
精度と速さを両立したクオリティの高い測量の提供を心がけて日々の業務に取り組んでおります。
GNSS観測(世界測地系対応)
GNSSを用いた測量を行っております。従来の測量では、建物などの障害物があるなど正確な測量が難しいケースがありましたが、衛星からのデータを使用するため迅速で正確な測量が可能になりました。また、天候など左右されないというメリットもあります。 また2002年4月の測量法改正以降、基本測量や公共測量において必要となった世界測地系に基づいた測量も対応可能です。
地形測量
地形測量とは、地表面の起伏や地物(河川等の自然物、建物等の人工物)の位置関係を一定の尺度により図面化するものであり、様々なプロジェクトの計画・竣工の際に多く利用されます。当社ではトータルステーションを用いた従来型の測量に加え、ドローンによる測量などにも対応しておりおりますので様々なケースに応じた最適な測量方法で業務を行っております。
路線測量
路線測量とは、線状構造物(道路や水路、鉄道など幅に対して長さの長い構造物)の新設、改修、維持管理のための調査、計画、実施設計等に用いられる測量です。主に道水路設計の基礎となる中心点・IP点等を座標化し、縦断測量及び横断測量により地形データを取得し、工事を施行するために必要な図面を作成します。
用地測量
用地測量とは、土地の境界を確定するための測量です。測量地区を管轄する法務局等で調査した公図等をもとに、地番ごとの境界点を現地で確認し測量することにより、地番ごとの面積を算出するとともに、必要な諸資料を作成します。
基準点測量
基準点測量とは、地球上の位置及び平均海面からの高さを正確に求めるための測量であり、電子基準点・三角点・水準点等から構成されております。各種測量の骨格となる基準点測量には精度の高さが求められ、近年ではトータルステーションによる従来型測量に加え、GNSS(Global Navigation Satellite System:全球測位衛星システム)による観測も多く行っています。